菱和建設のこだわり

創業以来、私たち菱和建設は社会や人の役に立つ建設会社であるべきという思いを大切にして実践してきました。

単に建物をつくり、改修するだけでなくその建物を利用する人、生活する人の未来を考えた工事であるべきと考える菱和建設の建築に対する思い、「人」に対する思いやこだわりをご紹介します。

社会のお役に立つ建設会社

私たち菱和建設は、土木から商業施設、医療施設などの建築・改修、さらにマンションや個人住宅などを手掛ける建設会社です。
弊社のような総合建設会社のことは一般的にゼネコンと呼ばれますが、ゼネコンには大きな社会的使命があります。

それは、社会の役に立つこと。

インフラやさまざまな建物、住宅などを建築・改修して常に安全で快適な状態に保つことは社会の基盤を支えるとても重要な仕事です。
菱和建設は創業時から社会の役に立つ企業であるべきという思いを持ち続け、今では社会のあらゆる分野で仕事をさせていただくようになりました。

特に、明確な呼び名すらまだ無かった頃から取り組んできた耐震補強、耐震改修工事については、地震大国である日本で建物を安全な状態に保つために欠かせないものです。
その必要性を感じて早くから取り組んできたことが今や大きな信頼や実績となり、現在ではとても多くの建物を手掛けています。
その中には教育や医療、公共施設など社会基盤に関わる重要なものも多く、「社会のお役に立つ建設会社」という理念を確実に実践できていると自負しています。

ひとつひとつの建物が大切な「菱和の作品」

どんなに技術や機械が進歩しても、建築や工事を行うのは人です。良い建築、良い工事を創りだすのは今も昔も人なので、菱和建設にとっても最大の商品はいつも「人」です。

そんな私たちが創りだす建物のひとつひとつは、それぞれが世界にひとつしかない菱和建設の作品です。その建物を利用する会社が末永く繁栄をしてくれること、その建物に住む人が幸せになること、そんな夢を描きながら建物という価値を生み出しています。過去に菱和建設が手掛けた建物が老朽化や建て替えなどによって取り壊されるとどこか寂しい気持ちになるというのは多くの社員が共有している思いですが、これも私たちの建築に対する思いの表れです。

建築とは建てて終わり、工事が完了したら終わりというものではなく、そこに命を吹き込むような気持ちで取り組むことが、良い仕事につながると考えています。

現場は生き物、同じ思いで仕事ができてはじめて価値が生まれる

工事の現場には、実にたくさんの人が関わっています。それぞれの人には異なる持ち場があるので、同じ場所で仕事をしていながらやっていることはさまざまです。しかし、担当している仕事はさまざまでも、そこで仕事をしている人が目指しているゴールはひとつです。

異なる技術や考え方を持って集まった人たちが同じゴールを目指して仕事をするというのは、実は口で言うほど簡単なことではありません。しかし、だからと言って同じゴールを目指していない人たちが行った工事が100%の仕事と言えるでしょうか。お施主様から求められた通りの工事を完了させたとしても、そこにはプロのこだわりや「もっと良いものを」という思いは詰まっておらず、それがやがて満足度に大きな差をもたらすかも知れません。

建築は大きな仕事に見えますが、実はとても繊細なものづくりです。この繊細な部分に職人さんのこだわりや思いが詰まった工事を行うために、菱和建設は現場のコミュニケーションやゴールへの思いを共有することなど、人間臭い部分をとても重視しています。

こうした取り組みは意外なところに伝わっているようで、インターンに来られた学生さんから「現場が同じ気持ちで仕事をしている様子に感動しました」という感想が寄せられたこともありました。

これからも菱和建設は人がつくりだす、血の通った工事にこだわってまいります。

菱和の技術

人の手による仕事、人の思いが詰まった仕事にこだわる菱和建設ですが、それを実現するには確かな技術があってこそです。長年の歴史を通じて菱和建設が培ってきた技術の一部をご紹介します。

高性能住宅

省エネルギー化や快適性といった従来の住宅性能に加えて計画換気を標準化した住宅のことを、菱和建設は高性能住宅と呼んでまいりました。しかし昨今では、さらに住宅の構造体や耐火性能、維持管理、長寿対応型といった性能を備えた住宅が高性能住宅であるということが法律によって定義されました。

こうした時代背景、社会的ニーズを受けて菱和建設は「高気密」「高断熱」「冷暖房」「計量換気」「高耐久」という5つの性能を持った高性能住宅を開発。これにより、省エネルギーと快適性、耐久性の向上といった現在の住宅に欠かせない性能を実現しました。

合理化工法

他の部分とは違い、住宅の骨組みとなる部分は簡単に補修、交換するわけにはいきません。
末永く安心・快適に住み続けていただくために菱和建設では軸組の頑丈な家をご提案。構造設計上の剛性だけでなく部材を追加することによって一層の強靭性を実現、地震や台風に強いという一般的な「強さ」だけではなく、あらゆるリスクに強い家づくりを実現しております。

こうした取り組みは「木造住宅合理化システム高耐久性能タイプによる10年間の性能保証」として第三機関である財団法人住宅保証機構から認定を受けております。

各種認定

より安全で快適な住まいづくりを追求してきた菱和建設の住宅には、菱和品質とも言える独自の施工・検査基準を設けています。この基準はあらゆる面で国の基準を上回るもので、菱和品質の住宅は数々の認定や評定によって証明されています。

「次世代省エネルギー基準適合住宅」評定

「Credo」は、財団法人 住宅・建築 省エネルギー機構の定める「省エネルギー建築技術評定要領」に基づく審査により、建設省と通産省が定める「次世代省エネルギー基準」に適合する住宅と認定されました。

「木造住宅合理化システム高耐久性能タイプ」認定

住宅構造システム「RYOWA SYSTEM」は、財団法人 日本住宅・木材技術センターより、良質で耐久性の高い住宅を合理的生産・安定供給できるシステムとして認定されました。

住宅性能保証制度業者登録証

菱和建設が、財団法人 住宅保証機構(旧:性能保証住宅登録機構)の定める設計施工基準に適合する住宅を供給する能力があり。同機構の保証規則に定める保証責任を履行するに足りる健全な会社であることの証です。