この度は、菱和建設のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。代表の埜本よりご挨拶申し上げます。
弊社はゼネコンとしてさまざまな分野の建築や改修工事を担っておりますが、ゼネコンという業種にあってとても人間臭い、血の通った建設会社という評価をいただくことが多いように思います。
業種的に社会への貢献がそのまま事業となっているということもあって、とりわけこの部分にはこだわりがあります。

お施主様から求められた工事を完了して終わりではなく、そのご要望をお持ちになった背景や意図をしっかりと汲み取り、それを形にすることで建物にはより高い価値が生まれます。
こうして建物の満足度を高めることで、その建物を利用する会社の事業が発展飛躍し、そこに住むご家族の幸せが築かれることが、私共の最も大切な使命と考えています。
竣工となったプロジェクトでお施主様から慰労会にご招待いただく社員もおりますが、これなどはお施主様に信頼され、誠に光栄なことでもあり、お施主様にも現場の担当者にも感謝しています。これからもこうした関係が築けるようなお付き合いを、社員一同進めていきたいと考えております。

「社会の役に立つことをせんとアカン」というのは創業者の言葉で、今も大切にしている私たちのポリシーです。弊社が強みとしている耐震補強工事についても、まだそんな言葉すら無かった頃から必要性を感じて取り組んできたことが社会全体から認められた形となり、これも社会のお役に立てているのではないかと感じています。

菱和建設という社名にある「菱」という字は、戦前に旧満州で関わっていた仕事を高く評価された結果、その依頼主からもらった一字だと聞き及んでいます。
そんな時代から大切にしてきた「お役に立ちたい」という思いが伝統ある社名の一部になっているのも、実に我が社らしいエピソードだと思います。
これからもこの社名を大切に、社会のお役に立てる建設のプロ集団として邁進していく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

代表取締役 埜本 昌孝